Project Work

プロジェクトワーク

PM育成対象メンバーとのきめ細やかな1on1MTG
により、業務の設計・ナレッジトランスファーを通じた
PM高度化実現できた。

一定以上の規模の企業は法定雇用率以上の障がい者の雇用が義務付けられている。この関係から、支援先である特例子会社は障がい者の雇用促進を通じた親会社のサポートをミッションとしていました。その中でも、グループ会社全体の更なる成長・拡大を見据え、障がい者の雇用増・雇用増員に耐え得る案件獲得~推進が直近の課題となっていました。特に、グループ内需要も多いIT部門はプロジェクトマネージャー(PM)人材が少ないが故の機会損失が生じている状況でした。
この課題に対して、外部のコンサルとしてではなくメンバーの一員としてプロジェクトに参画。育成対象のメンバーとの綿密な1on1ミーティングを行い、入念なヒアリングや業務・執務シーンへの同席を通じて、現状及び障がいに対する理解を深めました。その上で“どのような障がいの有無に関わらず、全ての業務を同じ水準で対応できる”業務設計~各種フォーマット類の刷新・整備を実現しました。

成果
  • 属人化状態の業務内容/アウトプットフォーマットの標準化。
  • PM候補者への重点伴走を通じたPM人材の育成。
  • 案件及び予実管理の仕組み化を通じ、ノンコア業務の工数削減~コア業務へのリソースシフトの実現。
事業内容
情報・通信業
特例子会社
担当部署
テクニカルサービス部
支援ソリューション
PM高度化
業務改善・BPR
ナレッジトランスファー

弊社の担当者が語るプロジェクト クライアントの特性に対する理解のもと、PM業務の標準化・PM高度化を通じて、PM人材を育成できる環境整備が不可欠だった。

弊社ともお取引のある大手EC企業の特例子会社が、本プロジェクトのクライアントでした。一定以上の規模の企業に関する障がい者の雇用の環境内において、PM業務の標準化、そして高度化を通じてPM人材を育成できる環境整備が不可欠であると考えました。
様々な障がい抱える方々で構成された組織のご支援であった為、コミュニケーションスタイルやアウトプット方法には特に注意を払いました。この寄り添い型のご支援を通じて現場に適用出来る、標準化された業務設計・各種フォーマット類を整えると共に、本フォーマットを使った個別プロジェクトの管理や提案のサポートも実施しました。加えて、プレイヤーとして従事していた社員1名のPMへのシフトも実現しました。今後はPM人材の更なる輩出や、類似部門への横展開によるPM業務の高度化を、クライアント自身に進めていただく予定です。
私たちはクライアントと伴走する支援スタイルをモットーとしております。本案件はこの併走型のスタイルで培った経験則を十二分に発揮できたプロジェクトだと確信しています。

コンサルティング事業部
塚田 慶一郎(つかだ けいいちろう)

Solution Point ソリューションポイント

  • 顧客理解・伴走型支援

    クライアントのメンバーの一員としてプロジェクトに参画。業務シーンへの同席を通じて顧客・業務理解を深め、一般論・理想論に留まらない本質的な支援を推進しました。

  • 自走化

    弊社の持つノウハウとプロジェクト参画における気付きに基づいた”虎の巻”や”標準フォーマット”を生み出し、「誰でも同品質での業務遂行が可能」となるような仕組みづくりを展開しました。

  • 柔軟性

    クライアント個々人の特性に合わせたコミュニケーション及び支援のスタイルにより、プロジェクトのインプット~討議~アウトプットのサイクルを効率的に循環させました。

PROFESSIONAL SERVICE コンサルティングサービス

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