Project Work
プロジェクトワーク
技術者の情熱・魂をビジネスにインストール。
子会社設立による事業推進を含めた高度な課題群を一心同体のパートナーとして最後まで取り組んでくれた。
成長気運が高まる未開拓の宇宙産業・市場への進出において、若手技術者達と弊社がOne-teamとなり、ビジネスプラン・採算性の検討・戦略策定を実施。支援対象者である若手技術者達は本PJに専任としての時間が取れず、また事業化のGo or NoGoの検討期間が短い中であったが、弊社から経験豊かな事業化検討の布陣で臨むことでスピード感と質の両面を提供し、事業推進の承諾を得ました。
- 成果
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- 技術知見・ノウハウが豊富な支援先でも前例の少ない、若手技術者達発案の独自技術を採用したプロダクトサービスの事業化が決定。
- グローバルでのスピード感・オープンイノベーションが重要な宇宙産業での事業実現に向けた拠点・推進主体となる子会社設立(カーブアウト)・事業運営の承認を実現。
Solution Point ソリューションポイント
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プロフェッショナル
事業化へのハードル・投資額規模が少額資本のサービスとは異なる精緻な事業計画の策定が不可欠、これに対して高い専門性を発揮して支援を実施しました。
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伴走型
クライアントの情熱・想いを汲み取りながら、ビジネス検討では冷静にある意味批判的な視点も用いつつ、事業会社での新規事業担当者の取り巻く様々な困難を共に乗り越えていく支援を実施しました。
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ベンチャー知見
オープンイノベーションやアクセラレーション、自社出資経験に基づいたベンチャー実態を理解しているからこそのカーブアウト企業の設立や資本政策、初期の業務運営を支援しました。
弊社の担当者が語るプロジェクト 若手技術者たちの情熱・想いを汲み取りながら、事業会社での事業化を勝ち取る専門性の高い支援が重要であった。
企業体の強みが技術開発力にあるクライアント様の為、所謂webサービスなどに比べて求める検証精度の確実度やサービス開発への投資額規模が異なり、単純にリーンスタートアップや起業の科学のエッセンスを取り入れようとしても企業風土や意思決定手法に沿いませんでした。このクライアント様ならではの「なぜこの事業を当社でやるのか」「技術的な優位性がどうビジネスに貢献するか」において深い知見と専門性を持った検討が不可欠な状況でした。
一方で本PJメンバーである若手技術者の方々の想いは熱く、自分たちの方法論は世界初という自負を持っており、自分たちの情熱のビジネス的な価値をどう経営層に納得してもらった上で承認を勝ち取るかを、ワンチーム一丸となり取り組ませて頂きました。
2-3か月単位で、事業計画の策定、経営答申の補助、カーブアウト企業の事業計画書、資本政策、カーブアウト企業の設立とステップを駆け上がり、現在は弊社支援を離れて世界初の独自技術に基づく技術実証をグローバルに実施されています。
コンサルティング事業部
本間 優太(ほんま ゆうた)