Project Work

プロジェクトワーク

LIXIL CORPORATION 株式会社LIXIL

未経験かつこれまでの専門性とは異なる
新規事業開発伴走者として
「なぜ」「何を」「どうやる」の次の行動腹落ちするまで付き合って貰えた。

長年の主力が製造業で「モノ売り」によるビジネスがメインであったが、人口減少・新築着工件数減少などによる市場の先細りが懸念され、R&D部門においても技術を活用した顧客への体験やサービス提供において「コト売り」となる新規事業やビジネスモデルの検討を始めました。
しかし、未経験な中でどのように進めてよいのかわからず、アイデア発想から具体的な業務活動に落とし込む部分で苦労していたが、次の行動が納得いくまで伴走しチャレンジングな業務推進の自走化から新テーマの立上、次世代リーダーの擁立を実現しました。

成果
  • R&D部門人材のみでの新規事業開発という未経験・チャレンジングな業務推進の自走化。
  • 自走化によりメンバー発で2つの新テーマの立上に成功し、上市に向けて推進中。
  • R&D部門内での新規事業開発マインド・組織風土の醸成。
クライアント
株式会社LIXIL
担当部署
Technology Innovation本部
事業内容
住宅設備・建材及び住関連サービスの提供
支援ソリューション
新規事業策定支援
イントレプレナー育成
事業テーマ創発
事業戦略策定
インサイト発見型サービス検証
アジャイル型サービス開発

クライアントボイス

机上の理論だけでなく実務経験からの体験談を交え、個々人の特性に合わせた根気強い支援がメンバーの成長に繋がった。

マネタイズや事業開発を想定しながらの技術開発の仕方を一緒に考え、助言・メンタリングして頂きながらも、外部の専門家の方に答えを用意してもらうのではなく、自分たち自身が通常業務として行えるようになるようなメンバーの成長を期待していました。
実際の支援の場面でも、答えを教えるのではなく、自分たち自身で考えさせ、思考のヒントを与えることを根気よく続けて頂いた結果として、2つのプロジェクトを立ち上げることができたこと、さらには自主性も芽生えたと感じたところが、当初の狙いであったメンバー達自身が成長実感を得られるような伴走型の支援を行う貴社に依頼した甲斐があったと思っています。

Technology Innovation本部 新規事業技術開発部
太田 尚久 様

技術者だけのメンバー構成であったため、顧客価値、マネタイズ、ビジネスモデル、など言葉自体は聞いたことがあるものの、本質を理解し、業務に活かせているメンバーはほとんどいませんでした。

初歩の初歩から丁寧にサポート・伴走していただき、終盤では自主性を持って活動できるまでになったメンバーもおり、社内でも新規事業開発に対する見方、考え方がだんだんと出来てきており、新規事業開発を推進する風土が高まったことが成果をもたらして頂いたと感じています。

Technology Innovation本部 環境技術推進部
山田 貴史 様

※支援当時の情報となります。

Solution Point ソリューションポイント

  • 伴走型

    個々人のリテラシー・スキルセットに応じて行動変容が促せるように、言動一つ一つを変えながら受け取り手の腹落ち度を確認しながら事業開発を牽引しました。

  • 自走化

    外部の専門性を基に作業代行・アウトプットを納品するのではなく、自分たちが自ら日常業務を行えるよう、考え方・意思決定の基準を持てるように導くコーチング型の支援により自走化を実現しました。

  • 柔軟性

    グローバル規模での事業特性や組織ミッションの変化等、大規模な企業ならではの影響要因を加味しながら、経営層から現場レベルで求められるその時々に重要な検討観点を考慮した支援を提供しました。

弊社の担当者が語るプロジェクト 支援当初の私たちの役割を、私たち以上に行えている人材が続々と芽吹いている状況に貢献できていることが嬉しい

私たちが顧客の皆様へ新規事業関連サービスを提供する際にこだわりを持っている「自走化・伴走型の支援」を最も体言できているご支援先がLIXIL様ではないかと感じています。机上でのフレームワークや学術的な理論はもとより、自社事業で培った事業運営・事業継続を行うことから逆算した経験値や実体験が集約されることで、メンバーの参画時期や事業開発のフェーズ、また個々人の人物特性やスキルセットに応じた気付きの投げかけや一歩背伸びした実務課題の設定等、座学ではない、あくまで日常業務での具体的なアクションをどうすべきかに繋がる支援を常に心がけています。

その甲斐もあってか、私たちの支援時はメンバーでいらっしゃった方がリーダーとなり、私たち以上に事業開発の勘所や主体性をもってリーダーとして、メンバーからの活発な意見を引き出しながらプロジェクトを進めていく姿を目にすることができ、何よりの喜びとなっています。この組織風土が更に社内外を巻き込み、現在の組織名にもあるテクノロジーに基づいた顧客サービスのイノベーションを世の中に提供されていかれる様を楽しみにしています。

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